姫と王子の物語
第三幕
「姫の事、好きだよ。」

ほ、本当なのかな…。 本当だったら勿論嬉しいんだけどなぁ…。

ン!これはもしかして若王子くんの優しい心遣いなのかな!!私若王子くん避けまくってたしより戻したかったからいやいや好きとか言ったのかな…。ひゃーーーー!

よし!麻貴に相談だ!

「珍しいわね〜。姫の方から昼食食べよーって誘ってくるの。」
「ちょっと…麻貴に相談にのってほしくて。」

「実はかくかくしかじかでね……。」
「おぉ〜〜〜!若王子くんに好きだよって言われたのー!」
「麻貴〜声大きい!」

「ねぇ、姫。本当に嫌だったら嘘でも 好き って言えないでしょ。」
「そうなのかな…。」
「きっとそうだよ!それに姫が若王子くん避けてた時、若王子くん積極的だったんでしょ?きっと好きな証拠だよ☆」
「そ、そうなの?」
「きっとそうだって!頑張って姫…!」

ありがとう!麻貴。おかげで少し元気と勇気が出てきたよ!
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