四十九日間のキセキ
「デートってほどでもないがまぁそんなところだ、久しぶりに再会出来たことだしな。再会記念といってはなんだが二人でどこか行こう」

「ありがとう拓海」

(久しぶりの拓海とのデートだぁ、うれしいな?)

「今日はもう遅いからうちに泊まって明日一度家に帰ると良い、着替えとかあるだろうからな?」

「それって着替えとか取りに行ったらまたここに戻って来ていいって事、あたしたち一緒に暮らしていいの?」

「あぁ、今度こそずっと二人でいよう」

「ありがとう拓海」

その夜二人は、何年かぶりに同じベッドで一夜を共にした。

だが不思議な事に、この時の拓海には隣に眠る紗弥加のぬくもりを感じられることはなかった。
< 114 / 125 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop