四十九日間のキセキ
「そうなのか? 誰だ入院したなんて言ったのは、でもよかった無事でいてくれて」

「そこまで心配してくれてありがとう」

「当たり前だろ! 愛した女が入院しているなんて聞いたら心配でたまらなかったよ」 

この時紗弥加は拓海が心配していてくれたことにうれしさを感じていた。

(うれしいなぁ? 拓海ったらそんなに心配してくれたんだ)

「そう言ってもらえるとなんだかうれしいな」

次に拓海の事を尋ねる紗弥加。

「今度は拓海の事教えてよ、今までどうしていたの、元気にしていた?」

「相変わらずだよ。特にこれと言って病気もせず元気にしていたし生活環境もお前と付き合っていたころと変わってない」

(拓海は元気でいてくれたんだ、それなら良かった)

「そう、何事も元気が一番よね」

そんな会話を二人でしていると、いつの間にか拓海の食事も終わっていた。

「なぁ紗弥加、今度の土曜日仕事休みなんだ、二人でどこか行かないか?」

「それってもしかしてデート?」

この時の紗弥加は瞳をきらきらと輝かせていた。
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