私の彼氏は親友とデキていました



そして次の日。


今日は金曜日。

ということはお昼は香里ちゃんと食べるということで。




昼休み、教室で香里ちゃんが来るのを待っていた。




「あーいちゃんっ」




教室の扉から顔を覗かせた香里ちゃん。



「香里ちゃん!」



お弁当を持ち

「行ってくるね」

美麗と俊に声をかけ、香里ちゃんの元へ向かう。




「どこで食べる?」


廊下を歩きながら香里に聞く。



「私ね、いい所知ってるんだ!
ついてきて!」



私の手を引き、走り出す香里ちゃんに私はただただ付いて行く。
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