孤独な姫は最強Girl

凌「じゃあまたね。」



そう言って軽く手を振りながら教室に向かった。





歩いていると、何かにぶつかった。



いてぇなぁ。


怪我でもしたらどうしてくれんだよ。




そんな思いを隠して作り笑顔をはりつけると、俺はぶつかった相手に話しかけた。





見たことない顔の女。



大きなアーモンド形の瞳をびっしり囲む長いまつげ。


小さな顔とバラ色の唇が人形のようだった。









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