サッカーバカに恋をした

～数日後～


『楓！一緒に部活行こーぜ』


『いいよ』


『ほんとにサッカー部に入って大丈夫か？女子はお前しかいないみたいだし…』


『大丈夫だよ、桜子もマネージャーで入部したわけだし吹雪だっているし』


『まぁそーだけどさぁ、身体だって女子と男子じゃかけ離れてくぞ？』


そんなこと言われなくてもわかってるでもうちのサッカーについてこれるのは吹雪しかいないからあと三年間は吹雪とサッカーしたい…

それくらい分かれよバカ



『そんなのテクニックでどうとでもしてやる』

『でもなんかあったらちゃんと春河と俺に言えよっ』


『なにかあるってなに？』


『とにかくなんかあったら言えよ』


『わかったよ』


何をそんなに心配する必要があるのかわたしには分からなかった

吹雪ってそんなに心配症だったっけ？

まぁ今はサッカーに集中しないと