その鎖で縛りつけて

部屋に戻って、荷物の準備を始めた


とは言っても、私自身の荷物は少ないのですぐに終わってしまった



明日の朝早くに出るんだから、早く寝なきゃ…



でも、何だか眠れる気がしない…


テラスに出て、風でも浴びよう

少しはマシになるかもしれない


テラスに出てみると、冷たくて気持ちのいい風が吹いていた


あらためて、このお屋敷って大きいなあ


でも、このお屋敷の何倍も小さい私の家のがいいな…


あのまま、家族みんなでいれたら
要さんと会うこともなかったのに…


毎日、過ぎるのがこんなに辛くないのに




すると、隣の窓からも誰か出てきた



「テラスになんか出てどうしたんだ」


「……!」


要さんも何故か、テラスにいた



要さんがいるのなら、早くここを出てしまおう



「何でもありません
私は戻ります
おやすみなさい」









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