DARK ANGELSー黒の天使達ー



すると私はいきなり後ろの方に引っ張られた。

ものすごい力で私はバランスを崩し後ろの方に倒れる。



「あんた!!もう、もう美華に付きまとわないで!最低女!」



私を引っ張ったと思われる人物、同じクラスメイトがそう言った。

私は美華を見上げた。
美華は相変わらず私から見ないようにしている。



「いこう、美華」

水奈等さんは美華とゆっくり席に向かって行く。


そっか…美華は…美華はーー……。



私の頬に暖かい物が流れた。



< 64 / 85 >

この作品をシェア

pagetop