ストーンメルテッド ~失われた力~
怪我をしているというのに罰はまだ終わっていないカゲンは、ケルノの家へ向かっていた。
森の近くに立てられた、小さな可愛らしい家の前にケルノは “ 人形草 ” を持って立たずんでいた。
「あれ? ......人形草。それ、どうやって手に入れたんだよ」
「カゲン! ......よかったダ。
実ワ、昨日の夕方頃に人形草を持った商人が突然現れて。大きな帽子を深々と被って顔はよく見えなかったけど、歯がガタガタの色白さんだったよ。一本1000パールでどうかと言われて。命懸けでとりに行くよりずっと安かったダよね。とにかく、これで問題は解決した。
カゲンの罰もこれにて、終わり。おしまいオシマイ」
「それを聞いて肩の力が抜けたよ。
......でも、誰がそんな」
森の近くに立てられた、小さな可愛らしい家の前にケルノは “ 人形草 ” を持って立たずんでいた。
「あれ? ......人形草。それ、どうやって手に入れたんだよ」
「カゲン! ......よかったダ。
実ワ、昨日の夕方頃に人形草を持った商人が突然現れて。大きな帽子を深々と被って顔はよく見えなかったけど、歯がガタガタの色白さんだったよ。一本1000パールでどうかと言われて。命懸けでとりに行くよりずっと安かったダよね。とにかく、これで問題は解決した。
カゲンの罰もこれにて、終わり。おしまいオシマイ」
「それを聞いて肩の力が抜けたよ。
......でも、誰がそんな」