ヘタレ彼氏と甘い嘘。
『いや、ごめん!僕が悪かったからさ!ね!』


もう、凛斗にこんな悲しそうな顔をさせたくないのに。




『そうだな……暗い話はこれくらいにして、なんか頼むか!』


さっきのが嘘みたいに、ぱぁっと笑顔になった。


無理してるのがバレバレだよ、凛斗。香乃のことはもう僕に任せてくれてもいいのに。


……そんなに、僕って頼りない彼氏なのかな。もしかして、香乃が付き合ってくれているのも遊び?


いや、そんなことはない!今までのことを忘れようと、そう自分に言い聞かせた。



『あ、コーヒー2つ。』


凛斗の分のコーヒーも頼んだ。……たまにはおごってあげてもいいよね。



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