夫婦橋〜鈴RINと響いたその瞬間TOKIに
「蓮音ちゃん…
蓮音ちゃんは何も悪くない。
男は…
本当に強い男なら
どんな理由があっても女に
手を挙げたりしちゃいけない。
男の手は…
愛する人を
守るためにあるんだよ!
暴力から愛は
決して生まれてこないんだ!」
秀也の頬に
涙が伝って落ちた。
「蓮音ちゃん…
彼氏と彼女って
泣いて笑って
悩んだりしながらも、
それでもそばにいて
幸せだから
一緒にいるものでしょ。」
(幸せだから
一緒にいるものよね…。
私は幸せだった…?
幸せだと無理して
自分に言い聞かせていた…。)
『暴力から愛は
決して生まれてこないんだ!』
蓮音の心に
秀也の声が響きわたっていった。