夫婦橋〜鈴RINと響いたその瞬間TOKIに

「蓮音ちゃん…
蓮音ちゃんは何も悪くない。

男は…

本当に強い男なら
どんな理由があっても女に
手を挙げたりしちゃいけない。

男の手は…
愛する人を
守るためにあるんだよ!


暴力から愛は
決して生まれてこないんだ!」


秀也の頬に
涙が伝って落ちた。


「蓮音ちゃん…

彼氏と彼女って
泣いて笑って
悩んだりしながらも、

それでもそばにいて
幸せだから
一緒にいるものでしょ。」

(幸せだから
一緒にいるものよね…。

私は幸せだった…?

幸せだと無理して
自分に言い聞かせていた…。)


『暴力から愛は
決して生まれてこないんだ!』


蓮音の心に
秀也の声が響きわたっていった。
< 44 / 54 >

この作品をシェア

pagetop