おとなしくアタシに溺れなさい!
アドレス
午後なってから、アタシは教室へと戻っていた。


気分はすっかり晴れていたけれど、相変わらず授業は上の空。


先生に当てられても、悪びれた顔も見せず「聞いていませんでした」と、答えたのでチョークがおでこに飛んできた。


ナイスコントロールだ。


それでもアタシはノートに意味のない落書きを繰り返す。
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