屋上共犯者。



私は溜め息をついて、

髪をかきあげた。


「なんか、先生にも成績とかあるらしいよ?

いじめられてる生徒とかクラスにいたら、
先生の今後に響くんだって。

だから学校的には、
そういうのなかったことにしたいって」



あの日夕日のさしこむ教室で、

担任はあっさり言い放った。



『それは多分気のせいだ。

だから気にしないようにしなさい。

簡単に、いじめられてるなんて口外しないように』

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