無口なカレとの甘い恋

あたしが海星君の話をしても、伊織君はいつだって気持ちを態度には出さずに、


『そっか。よかったね』


って微笑んでくれた。


伊織君は……今までずっとどんな気持ちだったんだろう。


ねぇ、伊織君……。


あたし……海星君が好きなの。


今日……正式に海星君と付き合えることになった。


それが、嬉しくてたまらなかったの。


< 221 / 462 >

この作品をシェア

pagetop