偽りの姫…本気の恋
「千尋…もしかして
キスしたこと無かったか?」

「…そんな暇がなかったから」

「くくく、暇ね!大切にしないと
バチが当たりそうだ…」

「しょ、初心者なので…
よろしくお願いします」

「当分、一緒に寝るだけにしとく…
まっ、キスだけで
楽しませてもらう事にする」

ーーーーー!ーー

卑呀さんから聞いた話は
目からウロコがおちるぐらい
びっくりするものだった…

まさか…母親のほうだったなんて

間に合って良かった…

下克上ねぇ…そんなに千尋が身をおく
世界に絶望してたのか?

まさかあのナリで新品とは…

手ェつけたらどれほどの女になるのか…
想像するだけでもゾクゾクする

世間には卑呀さんから桜坂組が
預かってるようにして
信用してる舎弟だけで
…守りきれるか?

親父はどうにでもなるだろうって
言うけど…
万が一って事もあるし…

店までは組の車で送り
帰りは必ず俺が迎えに行くし…

今日は風呂に入れて早めにベットに
入るとするか…

千尋を抱きしめていい夢見よ。












< 23 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop