この恋のとろける温もりを感じたい



仕方なくエプロンのポケットにケータイを忍ばせ桃也さんからの連絡を待つ事に。



もう残業だなんて...


肩を撫で下ろし表に戻ると重たい溜め息が口から漏れる。


「蘭花、さっきダレからだったの?」


「ブーケのデザインを変えたいっていう連絡...今日、少しだけ残業するね」


「そっか...蘭花のブーケ依頼多いからね...仕方ないよね...」



そうなんだけど...今回だけは今ひとつ気分が乗らない、だって苦手なお客様だから。



お客様を選んではいけないとは思うけど、きっと、あのお客様と接すれば苦手だって思うはず。



< 213 / 553 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop