この恋のとろける温もりを感じたい



王子様の視線がチラリ私の方へ向いた。



「あの...良かったら傘使って下さい。それと今もう一つ傘を持ってくるので待ってて下さい」



頭を、もう一度下げ目の前にある部署、生花部へ走りこんだ。



傘、傘、確かロッカーの中にあったはず。



着替え室に入りロッカーを開けると目の前に、お気に入りの青い傘が立掛けてあった。



その青い傘を鷲づかみにし息を切らせ



会社の入り口へ走り呼吸を整え王子様の前で立ち止まると傘を前に出す。

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