この恋のとろける温もりを感じたい


なのに桃也さんは、逸らした私の顔を指で自分の方へ向かせクスリと笑う。


「何か言いたそうだね...」


「あの...」


「蘭花は...可愛い顔をしてHなんだね」


Hだろうが変態だろうが今日は行くべき所へ向かうんです。


「蘭花...ムリにする事はないよ」


桃也さんは、そう言って恥かしそうに微笑むと優しく頬にキスを落とした――...。



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