この恋のとろける温もりを感じたい
「はい...」
はい、しか言えない、どうしよう...
冴えない女だなって思われちゃうかな?
「蘭花ちゃん話をしましょうか?」
王子様は気をもんだのか、紅茶を口に含むと喉を潤してから話し始めた。
「蘭花ちゃんに会った次の日、本当は会いに行こうと思ってたんです。だけど僕の方に急用が出来て京都に行ってました。
この一週間、君の事をずっと想ってたんです。だから今日会えるのが楽しみで堪りませんでした」