この恋のとろける温もりを感じたい



そう思いつつも聞えて来るから手に持ったビールがグイグイ進む。



「ねぇ...桃也さん、今夜どう...」


「無理ですよ...貴方みたいな女性に誘われて嫌な気はしませんが」



今夜どうって、もしかして誘われているの?


その女の人とはどんな関係なの?



「葉月...大丈夫なのか?」



ふと我に返り正面を見つめると田所さんは首を傾けていた。



「大丈夫です、今は呑みたい気分なんです」



田所さんから視線をビールに逸らし目の前にある、おつまみを口に運ぶ。



< 97 / 553 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop