オオカミさんと子リスちゃん
「あの~、それは無理なんですけど…。」


呆れてしまう。


「スマホのシャメ撮る!」


大上さんは、突然、スマホを取り出した。


「ちょっと…、可愛いくないし、恥ずかし、
撮らないで!」


大上さんのスマホを取り上げようとするが、
身長差があって頑張っても取れない。


「っ、あ!」


よろけてしまう。


『ヤバイッ、こける。』


寸前の所で、大上さんが、支えてくれた。


「ありがとう、…、じゃなくて。
スマホ…。」


お礼を言っている場合じゃない。


「助けてあげたんだから、お返しにシャメね。」


「言っていること、無茶苦茶。」


私の言っている事、お構いなしに


「はい、ポーズ!」

『カシャリ』

スマホから、音がした。
< 78 / 112 >

この作品をシェア

pagetop