哀しみの瞳
まごころ園へ、ひとまず理恵は、おばあちゃんに付き添ってもらい、挨拶するために、向かった。



(園長の嶋田)
「あらっっ!理恵ちゃん!無事退院できたのね?良かったわっ、本当にっ、職員のみんなとも、いつも話してたのよ!理恵ちゃん、何時に成ったら退院して来るのかしらって。どう?体調の方は?」


(理恵)
「はい!園長先生。生まれるまでも、長い間、園長先生はじめ、皆さんに本当によくして貰って、こうして、無事に産む事ができて、私、皆さんに何て言っていいか………(涙ぐむ)お陰で秀一も私も…あっ、すみません。名前、秀一って、つけたんです。こんなに元気なんですよ!病院の先生にも、びっくりされちゃいました!」



(嶋田)
「それは何よりだわ!貴女には、また元気になって貰って、ここでまた、頑張ってもらおうと思ってるのよ!…私達みんなで、貴女がいない間相談してたんだけど……秀一君っ?も一緒に、此処へ連れてきて、面倒みながら、働くっていうのは、どうかしら?貴女さえ、良かったらだけど…」



(重子)
「園長先生!しゅうちゃんだったら、私も暫くは、面倒みるからって、理恵ちゃんに言ったんだけど…この子ったら、秀一はどうしても自分で面倒みたいって、訊かないんですよ!そう言って貰えるのでしたら、私の方からもお願いします!ひでちゃん、まだまだ赤ちゃんで、色々と手が掛かるだろうし、許してもらって、こちらで少しづつ働かせてもらいながら、側でひでちゃんも面倒みれたら、それに越した事ないですよ!ねぇ理恵ちゃん?」



(理恵)
「願ってもないお話で、私も、元気になったことですし、もう一人ではないので働かないといけません!園長先生や、皆さんにはまた色々とご迷惑をお賭けしますが、私なりに、一生懸命頑張りますから、是非お願いします!」
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