哀しみの瞳
由理の中学の入学式当日~



(由理)
「ねぇねぇ、しゅう!見てみて!この制服どうっ?私似合ってる?ちよっと大きめなんだよね!」



(秀一)
「これぐらいいいじゃないか!まだ身長伸びるだろうし。ああっ、ネクタイ曲がってるぞ!ハンカチ持った?ポケットティッシュは?ああそれと、室内履き…」



(由理)
「あーん、もう準備は、昨日のうちにしておいたでしょ!大丈夫だって、もうっ、しゅうは、心配性なんだから…」



(美佐子)
「由理ちゃん!朝食もうちよっと食べていかないと!途中でお腹が空くわよ!」



(美紀)
「由理ちゃん、カバンどうしたの?初日から忘れ物しないのよ!」



(由理)
「もうっ、皆で子供扱いしてるぅ!もうっ、分かってるって!何時までも、子供扱いするんだから…」



(秀一)
「まだ12才なんだから、子供じゃないか!」



(由理)
「もうっ、12才なんです!一人で学校も行けますからぁ!」



(秀)
「今日は、父さんも一緒だぞ!写真校門の前で撮るからな!一緒が嫌なら先に行って、クラスの確認でもしておきなさい!さぁ、みんなに、行って来ます言って!!」



(由理)
「はぁーい!皆さーん!それでは、吉川 由理!入学式行ってきまぁーす!」元気に手を振り家を出て行く。
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