哀しみの瞳
今まで自分の中で、隠すようにしまってきた気持ち。 5才の時から、ずっと、一緒だった。いつも、優しくしてくれた、秀… 6才…7才…8才…いつもそばにいてくれた。 弱虫の理恵。泣き虫の理恵。いじめられた理恵を守ってくれた、秀… 私の命は、秀そのもの? そういえば、以前、沙矢にも言われたっけ!私は気付いていたのに、気付かない振りをしていた。 表に出してはいけないと、自分で決めつけていた。 秀に、どうしても 会いたい!会いたい!
< 26 / 296 >

この作品をシェア

pagetop