危険なアイツと結婚生活
だけど、現実は……
「唯ちゃん、ただいまぁ!!」
いつもの太陽みたいな笑顔を浮かべ、火照ったあたしの身体をぎゅっと抱きしめてくれて。
そして、あたしはやっぱり熱くなる。
「お疲れ様」
愛しいその髪を撫でると、目を細めて嬉しそうに身を預ける。
やっぱり、だめ。
好きがどんどん溢れていく。
「唯ちゃん、疲れたよねぇ?」
疲れたのは蒼なのに。
「寂しかったよねぇ?」
蒼も寂しかったのかな?
「ねーちゃんのおもり、しんどかったよねぇ?」