貴方の『物語』に、私はいますか?
第1章 『おねぇさん呑み屋どうですか?』
『ねぇ、ねぇ』



また ホストか。
そんな事を思いながら
むり向いた 。
そこには
モデルさんみたいな
標準語を喋るホストと
幼い顔立ちの 少し低身長の
標準語を喋るホストがいた。



『おねぇさん、おねぇさん
今から呑み屋どうですか?』



すると まちこが
私(ひまり)の手を引いて
ニコイチのホストから 離れた。

『ひまり あの2人イケメンやって!
初回だけ行かへん?』



『ひまりは どっちでもいいょ。』



『じゃぁ 行こう!
けど 行くってひまりが伝えて。』



まちこは 恥ずかしそうに
そう私に 小声で伝えた。

私は じゃぁ 初回だけと
ニコイチのホストに伝えた。
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