貴方の『物語』に、私はいますか?

回転


『俺たちよりも
イケメンで面白い先輩が
次くるから待ってね。』



そう私たちに伝えて。
席を立つたけるとはる。
私は 無邪気に話してた
はるが気になって
はるの背中を見た。

すると はるが
振り返って 私と
はるの目があった。



(今目があった…
恥ずかしいって。)



そんなことを思いながら
クルクルと 次々に
ホストが席に着いて
自己紹介してきて
その度に 私たちは
名刺をもらって
カンパイした。
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