Love Song
あたしの仕事
次の日。


目を覚ました時には、來愛の姿はなかった。


それも、また、いつものことで、、、


リビングに行くと、テーブルに置き手紙が残されている。


"朝1から、収録。朝ご飯は冷蔵庫にあるから、食べてね"


お前は、あたしのお母さんかよ。


なんて、心の中で突っ込みを入れた。


そして來愛が作ってくれた、朝ご飯をテレビも付けず、1人で静かに食べた。


ご飯を食べ終わり、食器も片付けることもせず、、、


ソファに寄りかかり、瞳を閉じる。


頭の中に、メロディが浮んでくる。


左手でリズムを取り、メロディを口ずさみ、曲になる。


そして、そのメロディに言葉を乗せ、歌へと変わる。

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