枯れない花



人は見当たらない。



そして、周りには紫陽花が一面に咲いていた。




 『きれいだなぁ…』



 
人の気配がした。


後ろをむくと



 咲希?




 声が出ない



『あなたは、

 茜!!』


『騙してごめんなさい。

 本当は咲希よ。』


『でも、なんで?

 階段から落ちたんじゃ……』


『私は落ちてない。

 落ちたのは、妹の方よ』


『咲希、これまでのこと全部教えて。』





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