キミとひとつになれたら
「…四ノ宮くん……」
気がつけば、春井くんの後ろに立ってる四ノ宮くん。
無表情で、冷たい目。
睨んでた。
春井くんを、鋭い目で睨みつけていた。
幸いにも、春井くんはそれに気づいてない。
「おっ、冬真!やっと戻ってきたかー!今さ、河瀬をカラオケに」
「……な…」
「え?何だって?」
「僕の小春ちゃんに……気安く触るな……」
私達の間を漂う空気が、凍りついた。
春井くんは目を大きく見開いて、呆然としてる。
私は四ノ宮くんから視線を逸らした。