キミとひとつになれたら





少し走って、恐る恐る携帯を見た。





着信、56件


メール、102件





短時間で、こんなに……。



ゾクッとして、着信履歴もメールも全部消去した。





怖い、という気持ちを抱えながらも家までの道を歩いた。









家に着いて、中に入ったら……。





「小春ちゃんっ……!!」


「っ……!?」



玄関のドアを開けた瞬間に、抱きしめられた。





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