キミとひとつになれたら
「あ、そうだ。河瀬さん、靴買っておいたからね」
「へ?」
朝ご飯を食べ終わった時、彼の口から意味不明な発言が。
「裸足ってわけにいかないでしょ?玄関に置いてあるから、見ておいで」
彼にそう言われて、玄関へ。
確かに玄関には、新品であろう綺麗なピンク色のサンダルが置いてあった。
いつの間に用意したんだろう?
そもそも、サイズは合うの?
恐る恐るサンダルを履いてみると……、
「ピッタリ……」
サイズはピッタリ。
「ピッタリに決まってるよ。足のサイズ、ちゃーんと測ったんだもん」
後ろから声がして、ビックリした。
私のすぐ後ろには、いつからそこにいたのか、四ノ宮くんが…。
「いつ、測ったの…?」
「河瀬さんが寝てる時」
「そう……」
ぬかりがない。
だけど、寝てる間にそういう事されるのって…あんまり良い気はしない。
でも彼が、わざわざ私のために買ってくれたのは事実。
「ありがとう…。お金は後で」
「お金はいい。僕からの、プレゼントだよ」
こういうの、簡単に受け取っちゃって…いいのかな…?