キミとひとつになれたら






「あ、そうだ。河瀬さん、靴買っておいたからね」


「へ?」




朝ご飯を食べ終わった時、彼の口から意味不明な発言が。





「裸足ってわけにいかないでしょ?玄関に置いてあるから、見ておいで」



彼にそう言われて、玄関へ。




確かに玄関には、新品であろう綺麗なピンク色のサンダルが置いてあった。


いつの間に用意したんだろう?




そもそも、サイズは合うの?



恐る恐るサンダルを履いてみると……、






「ピッタリ……」



サイズはピッタリ。






「ピッタリに決まってるよ。足のサイズ、ちゃーんと測ったんだもん」


後ろから声がして、ビックリした。




私のすぐ後ろには、いつからそこにいたのか、四ノ宮くんが…。





「いつ、測ったの…?」


「河瀬さんが寝てる時」


「そう……」




ぬかりがない。




だけど、寝てる間にそういう事されるのって…あんまり良い気はしない。



でも彼が、わざわざ私のために買ってくれたのは事実。





「ありがとう…。お金は後で」


「お金はいい。僕からの、プレゼントだよ」





こういうの、簡単に受け取っちゃって…いいのかな…?



< 36 / 420 >

この作品をシェア

pagetop