キミとひとつになれたら




私の口をこじ開けて、彼はチョコでコーティングされた目玉を私の口の中に押し込んだ。




「さぁ、じっくり堪能してね」


「っ…っ……」




吐き出したい。
食べたくない。





だけど彼は両手で私の口元をしっかり多い、吐き出すのを阻止。






私は意を決して、口の中の固体を噛んだ。


噛んだ瞬間、グニュっという嫌な触感。



変な汁が出てきて、独特な味が口の中を支配した。





噛んでるうちに、ネチョっとした触感に変わった。





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