地味女は、伝説の美少女?!

黒蝶

「りょうかい」



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次の日



「黒姫♪」



「はい?」



「呼んだだけだよ」



きも。



「きもって思っただろ!?」



「い・・・いぇ・・・・」



「噛んでるし!!
黒姫は嘘つけねーな♪」



「白・・・」



なつかしいなー。



昔はよく白とー・・・・



「何?」




「私が、消えたこと・・・・・
怒らないの?」



「あー
それな、黒姫が勝手に消えるやつじゃ
ないって知ってたから・・・・・

なんか、理由あるんだろ?」



白は落ち着いた表情で私を見た。



「うん・・・・」




「言えよ」



真剣な表情・・・



「蝶が、
男20人の中に私をー・・・」




私は、全てを話した。



白は驚いてて・・・



「・・・・蝶が?」



「うん・・・
信じられないかもだけど・・・」



「公開処刑だな・・・」



「!!!」



公開処刑とは、
黒蝶の中で重罪を犯した奴を
みんなの前でボコボコにすること・・・




黒蝶独自のルール


黒蝶って少し、荒れてるからな。



「私のこと信じるの?」



「あたり前だろ?
俺、黒姫に惚れてんだから♪」


そう言って白は笑う。



「へ?」



「ありゃ・・・
気づいてねーの?」



「・・・・・」



「そーゆうことだから♪
覚えとけよー」



「・・・・・・・」




ぇ!?
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