お前はもう、俺のモノ。
うん、ホントに理由が思いつかないんだけど。
う~ん?
「まっ、お前も大事にされてるってことだ。
よかったな!」
健斗によかったな、って言われても嬉しくね~。
でも、ゆうゆのことが好きで、大好きで、愛してることだけは確か。
「ほれ、転校生だ。」
こそこそと話す俺たちをよそに、担任は転校生を紹介する。
姿を現した転校生は、女なら喜びそうな顔でニッコリと笑う。
もしかしてゆうゆも......っ
そう思ってゆうゆを見ていたのに、ゆうゆはなに1つものともしない顔で転校生を眺めていた。
それこそ全く興味がないって顔で。