お前はもう、俺のモノ。




「は?」



俺の口から出た言葉は、間抜けそのもので。


だって、んなこと言えるわけねぇだろ?


健斗、お前だったら言えるってわけか?


さすがに無理だろ。



「俺だったら、絶対聞く。


そのせいですれ違ってしまうのはっ、俺的にはもう、イヤなんだよ……」



健斗は苦痛に顔をゆがめる。


苦しそうな健斗に、なんて声をかければいいかわかんねー。





< 246 / 258 >

この作品をシェア

pagetop