お隣さん。




悲しいことがあっても、辛いことがあっても、人はご飯を食べます。

あったかいご飯を食べて、おなかをいっぱいにして、眠って。

そうやって繰り返して、心の傷は優しいもので包まれていきます。



安藤さんのご飯は心を丸くしてくれるものでした。

ひとり暮らしを始めた本田にとって、とても大切なものでした。



本田が今、傷ついている安藤さんにとってのご飯のような存在になれることを祈っています。

いつか一緒にご飯を作って食べる関係になれたらいいねぇ。





『お隣さん。』はファン様限定の『君のドロップ』にSSを載せる気はありません。

母に続編希望と言われてしまったので、その日までまだ他のネタは眠っておいて貰います。



次の新作……というか今年最後の作品は、ケンカップルによるクリスマスのお話を計画中です。

中学生故の幼さなんかを感じていただけたらと思います。





今回の原稿を書くにあたって一番の被害者であったのは、一部の人は知っている、いつもイラストを描いてくれているリア友のすずしろでした。

原稿を書き直すと報告した時のあの「は⁉︎」という驚いた声は忘れませんすみません。





感想ノート表紙にメインキャラの対談を連載するという意味がわからないし、ふざけた企画も出来てよかったなぁと思っております。

気づいて読んで下さっていた方々、ありがとうございました!





それでは、読んで下さった方に溢れるほどの愛を押しつけて。




            2014/11/02







< 24 / 25 >

この作品をシェア

pagetop