お隣さん。のレビュー一覧
5.0
引っ越した先の格安マンションの壁はとても薄い。お隣さんの声が途切れ途切れに聞こえてくるくらい、薄い。 だからお隣さんの強がりも本音も全部わかってしまう。 どうか、隣からここまで伝わる言葉が幸せなものでありますように。壁の向こうにいる彼女がずっと笑顔でいられますように。 俺はいつも、そう強く願っているのだ。 ▽ 悲しくても悟られないように笑っている彼女は優しい人なのだと思います。それをわかっていて、いつも通りに話しかける彼も、とても優しい。 ほのぼのとしていて柔らかい、優しさに溢れていたお話でした。ありがとうございます。
引っ越した先の格安マンションの壁はとても薄い。お隣さんの声が途切れ途切れに聞こえてくるくらい、薄い。
だからお隣さんの強がりも本音も全部わかってしまう。
どうか、隣からここまで伝わる言葉が幸せなものでありますように。壁の向こうにいる彼女がずっと笑顔でいられますように。
俺はいつも、そう強く願っているのだ。
▽
悲しくても悟られないように笑っている彼女は優しい人なのだと思います。それをわかっていて、いつも通りに話しかける彼も、とても優しい。
ほのぼのとしていて柔らかい、優しさに溢れていたお話でした。ありがとうございます。
ついに始まった新生活。壁の薄いマンション。栄養士の――優しいお隣さん。 読みやすい文章から伝わるたしかな温もりに、胸がきゅっと苦しくなります。無駄な情報がない。だから情景が目に浮かぶ。そして、安藤さんが作るご飯のいい匂いさえ、まるで鼻をかすめるようです。 気付けば、紘と一緒にお隣さんを心配してしまう。彼氏と上手くいっているだろうか、なにか困ってはいないだろうか……。 紘が、安藤さんに知らず心惹かれていた理由がとてもよく分かります。 始まりを予感させる終わりに、とても胸がときめかされました。簡単に始まるわけじゃないんだろう。でも、きっと、ふたりの関係は変わっていく。 ぜひ、温かいご飯をいただきながら読みたくなる、優しくて美味しいお話です。
ついに始まった新生活。壁の薄いマンション。栄養士の――優しいお隣さん。
読みやすい文章から伝わるたしかな温もりに、胸がきゅっと苦しくなります。無駄な情報がない。だから情景が目に浮かぶ。そして、安藤さんが作るご飯のいい匂いさえ、まるで鼻をかすめるようです。
気付けば、紘と一緒にお隣さんを心配してしまう。彼氏と上手くいっているだろうか、なにか困ってはいないだろうか……。
紘が、安藤さんに知らず心惹かれていた理由がとてもよく分かります。
始まりを予感させる終わりに、とても胸がときめかされました。簡単に始まるわけじゃないんだろう。でも、きっと、ふたりの関係は変わっていく。
ぜひ、温かいご飯をいただきながら読みたくなる、優しくて美味しいお話です。