ホンキの恋 【ヒミツの恋続編】
渡されたタオルでズボンを拭きながら、


「松嶋と何話してたの?」



聞いてみると、すんなり教えてくれた。





『ここまで頑張った和弘を捨てたら許さないって。』




あの女に言われる意味がわからなかったんだけどね?と言った裕美は少しだけ膨れ面。




「なんで松嶋そんな俺たちの事気にしてたんだろ?」




『……和弘の鈍感……』





小さすぎた裕美の言葉が聞き取れなくて問いかけたけれど、何でもないと答えてくれなかった。





代わりに、他に話した内容を教えてくれた。




『私が本気かどうか確かめに来たんだって言われた。

若いし一時の感情なんじゃないかって。


昔の和弘も同じ様な事言ってたけど……どうして若いってだけでそう思うのかな?


若いからって本気じゃないなんて思わないで。


そう言ったら、ため息付いて笑ってたよ。』




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