ホンキの恋 【ヒミツの恋続編】
『そ、それは困るけど…

けど…これくらいなら


平気…』





言った後に両手で頬を抑えて俯く真由美にもうノックダウン。




そのままギュッと強く抱き締めた。





『あっそ…。あ〜あ、からかうつもりがなんか見せつけられちゃった。』




やってられないわ…と言い残して、裕美ちゃんは教室へと戻って行った。





「真由美顔あげて?」





『…やだ。真っ赤だと思うから…ムリ。』





顔を押さえてた真由美を促して上を向かせる。





「ははっホント真っ赤だ。可愛い。キスしたくなる。」





『だ、ダメっ!!』





周りを伺う真由美の耳元に口を寄せて囁く。



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