可愛い娘には裏があった
 なるほど。
 アリバイ作りとはこのことか。
 俺と天羽が会っていた理由を作るためだったのだ。
 そこまで読んでいただなんて。
 やっぱり天羽は策士だ。

「そうか、そうだったんだ! 天羽さんは優しいな!」

 森崎がほっとしたように言い、そして天羽はきちんとお礼をするいい娘だと知らしめた。
 周りもみんな「さすが、天羽さん!」とはやし立てる。

 俺はそれを見て戦慄する。
 天羽の存在がどれだけの影響力をもっているのかを、改めて思い知った。
 同時に、もし天羽の本当の姿を知ったらどうなるのか、気になった。
 本当、どうなるんだろうな。
 俺は天羽という爆弾を抱えているのかもしれない。
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