私の彼氏はイケメンボイスで身長180㎝!
秀勝がそこまで一気に言うと玲唯は困ったような顔をした。
「椎名の気持ちは嬉しい。
ありがとう。」
玲唯は瞳を揺らしながら秀勝に問いかけた。
その顔はひどく泣きそうな顔だった。
「椎名、椎名は私との距離を変えないでくれる?
離れていかない?」
秀勝は少なからず驚いた。
でも「はい」と、真っ直ぐに玲唯に向かって答えた。
すると、玲唯は嬉しそうに一度微笑んでから眼を細めた。
「私はね椎名の、あなたのそういうところを
凄く羨ましく思うときがある。
椎名は人との距離の取り方が上手な人。
私はね、それができなくなってしまった。」
玲唯はそう言い、過去の話を始めた。