闇の中にいる私と太陽な彼
トコトコトコ

バンッ

来「美梨大丈夫だった?僕のせいで

アルバム見せたから……

ごめんね。」

美「そんなことないよ。

皆……座ってくれる?」

そういったら皆頷いて座ってくれた。

美「あのね、やっぱり思い出せない。

それとね、アルバムをみていたら

あたたかい気持ちなった。皆、私

にあんなに思い出作ってくれたん

だね。ありがとう。

でも、それと同時にね、違う

記憶があるのかな?なんか恐い

の。恐怖心っていうか……

私にそういう過去あったのかな。

思い出したいけど、思い出したく

ないって気持ちもあるの。

なんか、色々ごめんね。」

誠「美梨、大丈夫だから。

俺が守るから。頼っていいから。

あと、今泣きたかったら泣け。

俺の前では我慢しなくていい。」

ポロポロポロポロ

美「ふぇっ、うん、ありがとう。」

私が泣くと、誠騎が抱き締めてくれ

た。

誠騎にはおみとうしなんだね。

私の気持ちとか。

よしよし

へ?せ、誠騎が私の頭をよしよしし

た。

あ、そか、付き合ってるんだったね。

あたたかいなぁ。

私はこの時、この幸せに終わりが

くることをまだ全然気付いてなかっ

た。

まさか…あんなことがおきるなんて……
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