もっともっと知りたくて
楓はさっきいった通りに
イチゴヨーグルトを奢ってくれて
「これのんで元気だそうね」
と言ってニンマリ笑った後に
「明日からは、別ルートでゆっくり帰らない?」
と提案してくれた。
私は微笑みながら
「うん」
と返事をした。
まぁ、その日もちろん家で号泣。
なにも食べれない程泣き続けた。
あぁ、これが失恋か、
なんて思いながら1人でずーっと
思い出しては泣いていた。
ナツメさんのことを初めて諦めよう。
そう思った。
いろんな気持ちが初めてだけど
全部が怖くて、
何時もの私は何処にいったのか?
って思うほど震えていた。