彼と私を繋ぐもの
「にゃ~ん」



静かな住宅地を通ると、どこからか鳴き声が聞こえる。

立ち止まって耳を澄ませると、路地裏の方から鳴き声が聞こえた。



猫さんが、鳴いてる…


私は声のする方へ向かう。



そこにいたのは



「にゃ~ん」



小さな白い仔猫だった。

仔猫はじっとこちらを見つめてくる。

私は猫に近寄りそっと抱きかかえた。



「どうしたの?」



私の問いかけに猫は答える。



「お腹、空いた…」


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