いつまでも
「でも、何で知ってたの? もしかして、一緒にいるところを見たとか?」


『あの人の彼女、私の部活の先輩なの』


愛理はバドミントン部に所属している。

少し前、愛理の先輩に彼氏が出来たと部内で話題になった。
本人に聞いたところ、笑顔でスマートフォンの画像を見せてくれたそうだ。


『ーーで、そこに映ってたのが、あの人とのツーショットだったの』


「そうだったんだ...」


1分くらい無言の時間が続いた。

やがて愛理が、いつものような明るく元気な声で再び話しはじめた。
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