遠くの恋人より近くの後輩【壁ドン企画】
「やっぱ 愛梨先輩もそうなんですか?
物足りないですか?」
伊吹がデスクのパソコンに
電源を入れながら聞いた。
「別にぃ~関係ないと思うけど?」
あたしも電源を入れる。
何か続きを言いたそうだったが
専務に呼ばれ 慌てて伊吹は 出ていった。
その後 相変わらずのあたしと伊吹
かといって 雅彦と会うわけでもなく
平行線のまま1ヶ月半が過ぎた。
久々雅彦の方から電話が掛かってきた。
「来週そっちの本社へ行くんだけど
会えるかな?」
「東京に?」
「うん 色々あって…
だから 話もあるし合間に
会えるかな?と思って」
「そう…わかった また連絡して」
ついに来た
別れの話だろう。