流星×零姫―黒龍の寵愛姫―







涙が溢れる。




嗚咽が止まらない。




苦しい、苦しい、息苦しいよ。




助けて、お父さん。




プツン





私は、そこで意識を無くした。







暗闇の中だった。



そんな中に、一筋の光が差し込んだ。




光は、大きくて、温かくて、幸せで、自由に動き回る。




あぁ、まるで流星みたい。






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