流星×零姫―黒龍の寵愛姫―
誰もいない、二階に皆が登っていく。
「登っていいの?」
「俺らは、特別だからな。」
考喜が答えてくれた。
特別・・・?
二階に登ると、一階の人たちが見えるところに移動した。
私は変わらず、四人の後ろを着いていく。
その時、当麻が私の手を引っ張って、一階から一番見やすい位置に移動された。
「お前ら、聞け。」
当麻が倉庫に響くくらいの声で、叫んだ。
その一言で、一瞬で静かになり皆が当麻を注目する。