流星×零姫―黒龍の寵愛姫―






「ほかの男ばっかりに笑いやがって。」



当麻がボソっと何かをつぶやいた。




「なに?何言ったの。」


「なんでもねぇよ。」




今日の当麻はいつもと違う。


意味がわからないわ・・・本当に。




「お前、俺のこと好きか?」



「好きよ、

黒龍の皆好きよ。」




真剣な瞳をした、当麻がまた溜息をつく。


意味わかんない。


私に好きって言われたのが、そんなに嫌なの?





< 78 / 298 >

この作品をシェア

pagetop